3月4日(日)第3回目を迎えるかごしまマラソンに
これまた3回連続で救護活動をして参りました。
この日は雨も予想されましたが見事な天候。
桜島も穏やかに見守ります。
車両通行止めになった国道10号線は不気味ですが
3回目の経験となると周りが見えてきまして
日曜日いつも賑わう磯場は貸し切り状態ではないか?
と、要らぬ事を考えていますと警備中の県警船が見えてドキッとしました。
さあ南日本新聞社のオフィシャルカーの後、白バイに続き
トップランナーが見えてきました。
でも何か変な音がするぞ??
よく見ますと新聞社車の左後ろタイヤがパンクでペシャンコに。
救護所第一号が車とは、、、毎回思いもよらない事が起こるものです。
修理を済ませた車は暫くすると復路で何事もなかったかのように
トップの選手の前を走っていましたので良かったです。
さて、今年の救護所は天気が良すぎて熱性の脱水症状や筋痙攣が多く
救急搬送だけでも4人が出ました。
私はテーピングや主に下肢の処置等多すぎて写真を撮るどころではありません。
MEDICALジャンパーの腕をまくって処置しても大量の汗をかきました。
それにしましてもランナーの皆さん方のコスチュームに笑わされます。
皆さん3時間台、遅くても4時間前半のペースでコスチューム着て
走り抜かれますのでなおさら驚きます。
今年は仲良くして頂いた米盛病院のU先生にDMATカーを案内して頂きました。
車の右側には食料を含め被災地で自己完結出来る物が整然と積み込まれ
左側には医療救護用具が積み込まれております。
後方には発電機を等が積み込まれ普通の家1軒分の発電を賄います。
天井部分には被災地での活動には情報が大切という理由で6本のアンテナ
それに丸い突起のようなものは衛星アンテナでして衛星の各方向に自動的に
アンテナが向くシステムになっており携帯が繋がらない場所でも衛星電話で
繋がりパソコンも繋がる優れものです。
ある被災地で救護に入った方が被災地のコンビニでカップ麺を
大量に買った事実が有り被災者への救護の在り方は自己完結が
大切であると説明を受けましたがこれだけの設備のある車を民間で
用意していることに感じ入りました。
来年もまた!
と、笑顔で別れた救護活動でした。