弓道を始めたF君が三角靭帯を痛めて来院しました。
大まかな「足首の捻挫ですね」という説明は当院では禁忌です。
内くるぶしにある後脛路靭帯、脛踵靭帯、脛舟靭帯(総じて三角靭帯)を丁寧にエコーで観察してゆきます。
脛骨果部の骨折は認めませんでしたが、靭帯に微小断裂を認めましたので、損傷の程度はGrade Iです。
付き添いで来院されていたお母様にご説明させていただきました。
直ぐに足関節の矯正治療を行うと、足を着くだけで痛みが出て辛かったF君の足は
痛みが無くなり元気に歩いて帰られました。
なんと、ちょうど8年前手首を痛めて来院した時のF君の写真が有ったので、
大きくなったね~!と話をすると、
「先生もね!」と、お腹を擦られてしまいました。
相変わらず、ひょうきんなF君でした。
(8年前です)
旧型のエコー観察装置のこの頃が懐かしいです。
今回はこの写真HPに出してよ!というF君の
リクエストのお応えしたUPでした。