7月22日(土曜)、診療を終えて一路
吸い込まれるように鳥居を潜ると
天孫降臨の霧島神宮。
いつも参拝者で列をなす本殿前も午後7時を過ぎると閑散です。
おかげでゆっくりとお参りが出来ました。
と、今回はお参りもそうですが目的はこちら
第38回霧島国際音楽祭2017の一環として
ここ霧島神宮で新国立劇場合奏団アンサンブルによる
「霧島神宮かがり火コンサート」
雲の隙間から一筋の夕陽が一瞬垣間見えた後
陽が落ちそれでさえ霧島神宮は心に安寧を与える杜ですが
「幽玄」に満ち溢れた杜に吸い込まれます。
その霧島神宮にオペラ。
心がぞくぞくする歌声です。
その中でも私が不覚にも落涙した男性合奏による
滝廉太郎の荒城の月がベートーヴェンの月光とコラボした歌声
霧島神宮でのかがり火コンサートは最初で最後ですが
霧島国際音楽祭2017は8月6日のみやまコンセールのファイナルコンサートまで
霧島市を中心に様々な贅沢な音の夏が楽しめます。
次は27日の霧島アートの森でのミュージアムコンサートや
30日大隅横川駅での平和コンサートが気になりますが今回を含め
これらは全て「無料」で楽しめるコンサートです。
かがり火コンサートを満喫し帰る参道を振り返ると見たこともない
霧島神宮社殿が佇んでいた2017夏の霧島です。