6月9日(日曜)、いちき秀栄ドームにて
橋口整骨院杯ゲートボール大会を開催いたしました。
今日の参加は、日置市(伊集院地区・東市来地区)、
いちき串木野市(市来地区・串木野地区)の各地区より
10チーム、総勢50名以上の皆様にプレーいただきました。
橋口整骨院杯ゲートボール大会は、今年でちょうど開催10年目に当たります。
開業以来、特に平成の初め頃は日頃患者様に接する中で、ご高齢の方の大腿骨頚部骨折やコーレス骨折(橈骨下端骨折)の治療を多く経験しました。
そのほとんどが、足元の不安定(体幹の不安定)から転倒し、骨折されることが原因となります。
そこでまず、骨折転倒予防の教室を院内に設け、昼休み時間を利用し、ご高齢の患者様や
そのお友達を対象に、京都大学のモデルを基礎に、ボランティアでレッスンを行っておりました。
当時は転倒予防に日本国内でもあまり関心が低く、稀な事を市来で始めた訳です。
そうする内に、各地域の総会や老人会の場で、転倒予防教室のご依頼をいただきました。
ご依頼が有るということは、皆さんお困りなのだろうと、パワーポイントもない時代でしたので、実際のレントゲン写真を見ていただき、その大変さをご認識して頂いた上で、
ボランティアで転倒予防の体操等をお伝えして参りました。
その中で、市来町(当時)ゲートボール協会より、ぜひ大会を主催して欲しい旨の
ご依頼が有り始まったのが、今日の大会です。
今日の主催者あいさつでも申し上げましたが、「今迄お仕事に、子育てに懸命だった皆様の礎の上に、
今の私たちや日本があります。どうか、いつまでも健康で、そして、今日は楽しいひと時をお過ごしください。」
ところで、どうせやるならトロフィーは趣味に走ろう!と、サッカーワールドカップの優勝トロフィーを模しものを準備しました。
当初は、参加者から訳が分からない???と、いう反応でしたが、
10年も経つと、皆さんに認知され、大変好評です。
高齢化が進む地域の皆様のお役に立てればと、微力ながら活動をした梅雨の日曜日でした。