腰を負傷され来院中のSさんは齢80歳を超えておられますが
頭の回転が早く、色々な地元の言い伝えなども教えていただき
大変勉強になっております。
そのSさんは治療が終わると必ず待合室にある長椅子の
決まったポジションに腰掛けて暫く外を眺めておられます。
ある日、あまりに不思議でしたので座っているSさんに声をかけると
「こっからん桜島は見ちょって気持っがよかでや。
今度、紙を持っきちょってガラスい張いつけ
桜島ん形ちょなずろ」
「えっ?」
「こんたよか写生になっど」
と、見事なお話でした。
ガラス越しに桜島の形をなぞって絵にするなど
とても思いつきもしない考え方です。
橋口整骨院の入り口扉を開けますと風除室があり
左側のガラス越しに坪庭があります。
風除室から待合室を見ますと奥に長椅子があります。
長椅子に座り坪庭の越しの先に見える光景が、
いつか絵が完成しましたら、ぜひ拝見させていただきたいと思います。
さて、先日「かごしま家づくりの本」という雑誌が発売されました。
その7ページと8ページに見開きで橋口整骨院の外観が掲載されておりました。
ビックリするやら恥かしいやら、(/ω\)
こちらも待合室に置いてありますので、
よろしければご覧になってください。