8月16日、皆様のお陰様で開院34周年を迎えることができました。
振り返ると34年前もこんな暑い太陽が輝でいました。
あの日の患者様、そしてこれまでの患者数に心よりお礼申し上げます。
温故知新。
いつも何気なく過ごしてやいないか?
ということで鹿児島市へ向かいました。
なおごろうの名前の由来になった小松帯刀像。
その道路向かいには鹿児島県県人であれば誰もが崇拝する
西郷隆盛像。余りに身近過ぎてこんな写真を撮るのは初めてです。
朝の陽射しの中歩いた先に鶴丸城のお堀に見事な蓮の花が咲いていました。
そして、現在に蘇った御楼門。
圧倒されるとともに見惚れてしまう佇まいです。
御楼門を潜ると城壁には西南戦争の銃弾の跡が生々しく残ります。
そのまま進むとお城跡には黎明館。
その傍らには天璋院篤姫像。
見知らぬ観光客が「誰?この人?」という会話が聞こえて参りましたが
嘆くこともせず怒りもせず、今ある私たちは全て歴史の世界から生まれていると
達観したかのような心境にしてくれるのも世が世なら此処には恐れ多くて
居られるはずもない場所がそうしてくれるのかも知れません。
御楼門から桜島が望めました。
歴代島津のお殿様、そして西郷隆盛、小松帯刀も見た光景です。
明日から35周年に向けて温故知新。精進いたします。