橋口整骨院杯ゲートボール大会

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6月9日(日曜)、いちき秀栄ドームにて

橋口整骨院杯ゲートボール大会を開催いたしました。

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今日の参加は、日置市(伊集院地区・東市来地区)、

いちき串木野市(市来地区・串木野地区)の各地区より

10チーム、総勢50名以上の皆様にプレーいただきました。

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橋口整骨院杯ゲートボール大会は、今年でちょうど開催10年目に当たります。

 

開業以来、特に平成の初め頃は日頃患者様に接する中で、ご高齢の方の大腿骨頚部骨折やコーレス骨折(橈骨下端骨折)の治療を多く経験しました。

そのほとんどが、足元の不安定(体幹の不安定)から転倒し、骨折されることが原因となります。

そこでまず、骨折転倒予防の教室を院内に設け、昼休み時間を利用し、ご高齢の患者様や

そのお友達を対象に、京都大学のモデルを基礎に、ボランティアでレッスンを行っておりました。

当時は転倒予防に日本国内でもあまり関心が低く、稀な事を市来で始めた訳です。

 

そうする内に、各地域の総会や老人会の場で、転倒予防教室のご依頼をいただきました。

ご依頼が有るということは、皆さんお困りなのだろうと、パワーポイントもない時代でしたので、実際のレントゲン写真を見ていただき、その大変さをご認識して頂いた上で、

ボランティアで転倒予防の体操等をお伝えして参りました。

 

その中で、市来町(当時)ゲートボール協会より、ぜひ大会を主催して欲しい旨の

ご依頼が有り始まったのが、今日の大会です。

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今日の主催者あいさつでも申し上げましたが、「今迄お仕事に、子育てに懸命だった皆様の礎の上に、

今の私たちや日本があります。どうか、いつまでも健康で、そして、今日は楽しいひと時をお過ごしください。」

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ところで、どうせやるならトロフィーは趣味に走ろう!と、サッカーワールドカップの優勝トロフィーを模しものを準備しました。

当初は、参加者から訳が分からない???と、いう反応でしたが、

10年も経つと、皆さんに認知され、大変好評です。

高齢化が進む地域の皆様のお役に立てればと、微力ながら活動をした梅雨の日曜日でした。

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夏のカーテンⅡ

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4月末に植えましたゴーヤ(にがごい)の現状です。

どうでしょう・・・! 梅雨を迎えすくすく成長しております!

これには先生方(患者様)からお褒めの言葉を頂いております。

既に収穫も始まり、味も上々で美味しく頂きました。

そして、トマトは、

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こちらも順調です。

芽掻きもしっかり行っております。

それで性分でしょうか、勿体無い!ということで

DSC01662.JPG(左端が芽掻きした苗です。)

芽掻きをしたものを植え直したところ、また根付いております。

 

もちろん完全無農薬栽培です。

さて、完全無農薬栽培といえば、

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生前に父が植えた南高梅と枇杷の収穫など勤しんでおります。

それが終われば、

芋.JPG(安納芋畑)

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整骨院の傍ら、早朝の時間を利用して犬たちと土とに戯れる日々です。

なにせ今は5時を過ぎれば空は明るいですから^^

 

市来海岸(恵比須ヶ丘)

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母校「市来中学校」

いつの間にか立派な門になっていました。

その裏門に回ると、

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こちらも派手な看板になっていました。

そして、この裏門を抜けると、松林があり、坂を登ると

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三大砂丘の一つ、吹上浜の北端にあたる市来海岸です。

市来小学校の校歌の出だしが「恵比須ヶ丘の砂清く~♪」ですので、

地元ではこの辺りの浜は恵比須ヶ丘と呼んでおります。

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今日の恵比須ヶ丘の光景は、黄砂なのか、例の2.5なのか

霞んでしまっております。(午後2時半頃撮りましたが、誰もいない海辺です)

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いつもは沖に見える甑島も霞んで望めません。

 

さて、この丘には記念碑が建っております。

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よく分からないでしょうからズームアップしますと、

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そうです。昭和天皇が皇太子時代の大正9年3月30日午後5時35分

渡瀬橋(橋口整骨院の前にあります)を御徒歩で渡られ、白砂青松の恵比須ヶ丘に

拵えた桟橋より軍艦にご乗船され、佐世保へ向われたのです。

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こんなに詳しく分かるのも

記念碑の裏にそう掘ってあるからです^^

 

市来はその昔栄えていた事を垣間見る不思議な場所です。

もっと信じられないのが、この記念碑の文字は

ナントあの東郷平八郎元帥の書です。

 

さて、今度の日曜日(5月26日)は、この記念碑の周りにテントを建てて

ウォーキング大会が開催されます。

また、もう少し水温が上がると、この浜には鱚を狙った投げ釣りが楽しめます。

橋口整骨院トリビア Ⅲ

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この模型は、27年前の開業時から私の机の横に有り

患者様へのご説明用に使用いたしております。

名前はボーン君(勝手に名付けました)

 

ドイツ製で身長180㎝もあり、場所をとる上、

結構高価な模型ですが、ハピネスの心で導入しました。

 

当初はそのままの姿でいたのですが、幼い子供さんの中に

怖がる方がいらっしゃったので、ロングの白衣を着せたところ

逆にリアル過ぎて怖さが増してしまいました。(失敗^^)

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そんな中、息子のパンパース(おむつ)を購入した際に付属していた

パンパース帽子を被せたところ、なんとサイズピッタリ!で

子供さんたちにも大受けしたので即採用!

そのパンパース穿いていた息子も今年26歳。

何回も洗濯を繰り返しながらボーン君の頭には、あの時のパンパース帽があります。

 

そして、カッコいいゴーグル。

実はこれ、13年前に栗東トレーニングセンター(滋賀県)を訪問した際に

厩舎の方から武豊さん(ジョッキー)が調教で実際使用していたという

お宝物をいただきました。

家で保管するより、皆さんに見て頂く方法は?と、思いつきで

ボーン君に掛けたところ、頭のサイズぴったりフィット!

で、ボーン君は武豊さん使用のゴーグルをずっと掛けているのです。

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この掛け時計、ボーン君を購入した医療器会社社長さんから

「この模型、買っていただくのは先生くらいですよ。でも、患者さん幸せですね。」

という言葉と共に開業祝に頂きました。

今流行りの電波時計でもなく、デジタルでもない、

単2電池1個で動くシンプルなアナログ時計ですが、27年間故障一つせず、

ずーっと橋口整骨院へ来院された患者様を見守り続けております。

 

F君のナイスなお返し^^

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弓道を始めたF君が三角靭帯を痛めて来院しました。

大まかな「足首の捻挫ですね」という説明は当院では禁忌です。

内くるぶしにある後脛路靭帯、脛踵靭帯、脛舟靭帯(総じて三角靭帯)を丁寧にエコーで観察してゆきます。

脛骨果部の骨折は認めませんでしたが、靭帯に微小断裂を認めましたので、損傷の程度はGrade Iです。

付き添いで来院されていたお母様にご説明させていただきました。

直ぐに足関節の矯正治療を行うと、足を着くだけで痛みが出て辛かったF君の足は

痛みが無くなり元気に歩いて帰られました。

 

なんと、ちょうど8年前手首を痛めて来院した時のF君の写真が有ったので、

大きくなったね~!と話をすると、

「先生もね!」と、お腹を擦られてしまいました。

相変わらず、ひょうきんなF君でした。

コピー ~ 画像 062.jpg(8年前です)

旧型のエコー観察装置のこの頃が懐かしいです。

今回はこの写真HPに出してよ!というF君の

リクエストのお応えしたUPでした。

唐カラ船祭り

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古くは遣唐使船の寄港地であり、倭寇や遣明船、薩摩藩の密貿易の拠点として栄えた「坊津」

752年に鑑真様が最初の渡航から10年の歳月を要し日本に辿り着いた地でもあります。

 

端午の節句の昨日、坊津町泊地区内の子供たちが「ハンヨーイ,サーサー」の掛け声で

九玉神社までガラガラ船を引いて行列を作っておりました。

 

船は手作りでその家に代々受け継がれた物もありました。

また、「唐カラ船祭り」の船を曳くのは男性に限られております。

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実に素朴なお祭りですが、新聞紙で兜を作り浴衣姿の稚児がとてもかわいかったです。

マスコミ関係者は見かけましたが、観光客はほとんどおらず、私は泊地区の住民に溶け込んで観ておりました。

 

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これが、坊津町泊地区です。

この地は鯉のぼりをあげると風を呼ぶとかで鯉のぼりは禁忌となっております。

港町所以ですね。

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市来から坊津へは車で南へ80分ほどですが、別世界の様な光景が待っておりました。

天気次第で三島村の黒島も望めます。

夏に向けたカーテン

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毎年恒例になりますが、

今年もプランターにゴーヤ(にがごい)を植えました。

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裏にはヘチマを植え夕陽を和らげます。

ヘチマの味噌炒めは夏のご馳走にもなります。

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ついでに、トマトの苗も植えました。

 

早速、患者様に、ゴーヤ用のネットの張り方が緩いと指摘され、直しました。

これも、毎年恒例になりますが、いろんな先生(患者様方)に、

農作物の作り方を指導され、夏本番を迎える橋口整骨院です。

橋口整骨院トリビアⅡ

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当院玄関の薔薇の蕾も膨らみもう直ぐ咲きそうです。

すっかり春です。

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「端午の節句」を前に当院の受付には

藁で作った鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでおります。

さて、当院の受付は他にもこの様な置物も飾ってあります。

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これは、薩摩焼の今年の干支です。

患者様でいらしていた窯元の方に頂きました。

実は去年ではなく一回り前なので13年前の作品です。

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これは、市来の海岸で拾い集めた貝殻で作った置物です。

これを作られたのは患者様でいらしていた男性のO様です。

O様からいただいた際に事は忘れられない言葉が添えられました。

「おいがけしんでも、おいの作った貝をずんばいんとが見てくるっでやな。

そいがたのすんで嬉しと」(私が亡くなっても、私の作った貝を沢山の人が見てくれる

だろうね。そのことが楽しみで嬉しいんだ)

独居で最後まで元気に生き抜いたO様。

20年前99歳で亡くなられる数か月前の物語です。

月日は経ち、市来の海岸にはこの様な立派な貝も今は無くなり、

当院の他に国民宿舎と農協湊支所にプレゼントされましたが、国民宿舎は民営化され

湊支所は統合されO様の貝を見る事ができるのは当院だけになってしまったようです。

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ご夫婦で市来の海岸を毎日歩かれ少しずつ集められた桜貝。

今月、磯じまんの空き瓶に入れられ患者様にいただきました。

これは、私の机の上で彩りをいただいております。

観音ヶ池の桜

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午後から市来は雨になりました。

今、観音ヶ池の桜は満開です。

普段、部活動をしている、市来農芸高校の生徒さん、

市来中学校の生徒さん、神村学園の野球部の皆さんが

ここを走っているのを見かけることがありますが、

黙々と走る姿は、青春ですね。

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奈良の吉野桜のように、眼下に桜を見下ろして、

愛でることができます。

今日の雨で散ってゆくのでしょうね。

散る桜、残る桜も、散る桜。

春が駆け足でやってきました。