10月8日(日)、天高く馬肥える秋
薩摩半島を北上し阿久根を過ぎ国道3号線を左折
すると見えて来ました黒之瀬戸大橋。
黒之瀬戸は奈良時代には「薩摩の迫門(さつまのせと)」
とよばれており、
「隼人の 薩摩の迫門を 雲居なす
遠くもわれは 今日見つるかも」 長田王(をさだのおほきみ)
彼の万葉集にも詠まれております。
眼下には日本三大急流の海峡の通り瀬の潮流の速さを示す
うず潮が巻いておりました。
この環境です。この海の魚が美味くない訳がありません!
お目当ての長島大陸食堂は黒之瀬戸大橋を渡り右折
長島町役場を過ぎ
風光明媚な光景を眺めながらドライブ
諸浦島へ渡る橋の手前で右折
たどり着きました「長島大陸市場食堂」昼前だというのに
既に順番待ちの行列が出来ていました。
順番を待つ間に食堂前の薄井漁港を散策。
薄井漁港からは竹島へ渡る大橋も目の前です。
この海の幸を頂けると思うと待ち時間も苦ではありません。
そして30分程で呼ばれオーダーしたのが鰤王、鯛王に前浜に水揚げされる
天然魚を数量限定で提供している前浜寿司。
寿司も美味しいですが鰤の煮物は絶品でした。
帰りは「道の駅長島」へ
ここから望む東シナ海は心が洗われる美しさです。
道すがら長島名物の赤土畑を目にしておりましたので
当然、ジャガイモを購入。また、美味しそうな地物も。
帰宅後直ぐにホクホクとオーブンしただけのジャガを塩とバターで。
夕食は地産地消で彩られたThe長島食卓になりました。
昨夜は中秋の名月でした。が、残念なことに
隼人は雲に覆われ愛でることは出来ませんでした。
毎年のことですが、中秋の名月の日には
橋口整骨院院内から東の空へ向けてお供えしております。
患者様方へのサプライズは以前にもご紹介しました通り
ウオータベットに寝られると箱庭越しに
中秋の名月を愛でることの出来る設計になっております。
全国数ある施術所の中でも、整骨院の設計段階で
ウオータベットに寝そべり
中秋の名月を愛でることが出来ること。
待合室から桜島の全貌を望むことが出来ること。
それも平屋で。その他etc.
設計士デザイナーMさんと私とのバトルは今思い起こすだけでも
ユニークでかけがえのない思い出です。
何せ私のアイデアにプロのプライドがくすぐられ
被せてきたものをそれも良いけどこうした方が面白いと
被せ返す二人の共通点はOnly One!
さて今日の昼休み時間は、北側中庭の樹木が種を落とし発芽した物を
鉢で3年育てスクスク育ったところでウオータベット越しの箱庭に移植しました。
お店で買ってきたかっこいい苗木を植えるよりも何か私にぴったりな感じがして
気持ち良い汗を流しながら嬉しい気持ちになりました。
今夜は満月が望めそうですね。
9月30日(土)、この日は午前中の診療を終えると一路
公益社団法人宮崎県柔道整復師会と本県との会運営協議会に出席しました。
両県共に充実した会議内容と懇親をいたしました。
この日は宮崎観光ホテルに宿泊しましたが
窓越しに望む夕暮れの大淀川の川面がとても綺麗でした。
翌日、鹿児島へ帰りいつも姶良支部会が開催されます
溝辺町の上床公園へ向かいました。
この地にも特攻基地が有ったんです。
直ぐ傍に鹿児島空港があり、平和に発着する航空機が望めます。
高千穂の峰は頂上が雲に掛かっていましたが
10月に入り登山シーズン到来の感じの爽やかな風が吹いていた
初秋の上床公園でした。
平成29年9月24日(日)、早朝より鹿児島市へ。
今日は「エビデンス スタディ ミーティング」
女性アスリートへの健康支援をテーマに
産婦人科・麻酔科医師の堂園クリニック理事長の
堂園光一郎先生に依頼して講演いただきました。
特に利用可能エネルギー(energy availability:EA)をキーワードに
様々な角度から女性アスリート特有の疾患への勉強をさせて頂きました。
私自身も日頃の診療の中で強豪駅伝部の無月経の相談等受けていましたので
これまでの運動器へのアドレスの他、産婦人科、スポーツ栄養学等々の角度から
オーダーメイドのアドバイスの引き出しが増えたような感じです。
その「エビデンススタディミーティング」では度緊張で
開会の言葉を行いました。
講演は好評を得て主催者側としましては安堵したところですが
もっと多くの柔道整復師の先生方に聴講いただけたらと思います。
生涯教育は自身の為ではなく患者様方のため、国民のためという視点を
自覚していれば若い柔道整復師の先生方ほど聴講して欲しいのですが
残念ながら・・中身は無くとも整骨院前に違法な旗を立てれば
患者様方が来院されると勘違いしている現状を嘆くばかりです。
そして表題の宇宙兄弟。
橋口整骨院には全巻置いてあり、スラムダンクの他は
唯一私も読破したコミックです(自慢にもなりませんが)
その中で登場するAPO(パグ)。
なおごろうと一緒です。なおごろうは学会に連れて行けませんので
APOを。
こんな悪ふざけもたまには良いとしましょう。
ふんがぁ
大隅半島の中心の町、鹿屋市。
そして、なおごろうの生まれた街、鹿屋市。
8月15日、終戦の日に私用で鹿屋へ出掛けました。
久しぶりの鹿屋市はまた一段と発展しているように映りました。
私用が終わり、このまま帰るのはもったい。しかも終戦の日です。
迷わず映画「永遠のゼロ」でも全国的に有名になりました
鹿屋航空基地史料館へ車を向かわせました。
ここは特攻基地が有った場所です。
特攻基地と言えば知覧が有名ですが、鹿児島には
ここ鹿屋や国分、溝辺、加世田などなど至る所にあるのです。
玄関を入ると平山郁夫画伯の夕映えの桜島が出迎えます。
二階に上がると皆様もご存知の驚きの方々が。
第15代千宗室さんと俳優でした故西村晃さんの若かりし
一緒に撮られた写真が展示してありました。
お二人はここ鹿屋の特攻隊員で同期だったのです。
これだけで涙腺が緩みましたが、
まだ若い特攻隊員の遺書や日記など拝見して行くうちに嗚咽に変わりました。
72年目の終戦の日に改めて感慨深い重いものを全身に受け止めました。
史料館を出て販売所で鹿屋海軍航空カレーと旧海軍カレーカツを購入しました。
お昼は中華料理チャイナワン
石焼麻婆豆腐に黒豚刀削麺。
本当に目の前で削った麺が出てきます。
そして、絶品の石焼麻婆豆腐。四川の麻がしっかり効いて最高でした!
帰りは錦江湾へ出て海沿いを帰宅します。
途中、海に面した荒平神社⛩でお参り。
こんな急坂を登って参拝なんてアドベンチャーです。
実は全ての場所が初体験。
またいつか訪ねてみたい場所ばかりです。